IWWA/PLWA世界ヘビー級王者のワイルド・ローズが来日し、伊藤裕美とタイトルマッチを行った。
開始後の組み合った体勢からローズが伊藤をヘッドロックにとらえると、伊藤はローズをロープに振ってショルダータックルで倒し、逆にフロントからのヘッドロックにとらえる。伊藤はその体勢からネックブリーカードロップ、ボディスラム、さらにアルゼンチンバックブリーカーを出すがローズは抵抗して体勢を崩して脱出した。
伊藤は着地した状態からドラゴンスリーパーでローズを消耗させ、水車落としからフォールするがカウント2。
劣勢だったローズはエルボーから伊藤をロープに振ってショルダータックル、逆エビ固めに入るが伊藤はロープに逃れる。ローズはアマレス式のスープレックス、エルボードロップから肩固めをきめるが伊藤はどうにかロープに逃れた。
ローズはさらに伊藤にブレーンバスター、ロープに振ってスパインバスターでフォールするが伊藤はカウント2でどうにか返した。
ローズは伊藤を引き起こしてエルボースマッシュ、だが伊藤もチョップで反撃しローリング式の逆水平チョップでローズをダウンさせる。伊藤はローズを持ち上げてバックフリップから助走をつけてのニードロップでフォールするがローズはカウント2で返した。
伊藤はローズをロープに振ってラリアットをねらうが、逆にローズはジャンピングショルダーアタックで切り返す。ローズはバックドロップで伊藤をフォールするがカウント2。さらに伊藤を引き起こしてストレッチボムでフォール、伊藤は返せずローズが勝利した。
伊藤も世界王者を相手に持ち味をほぼ出した試合であったが、それでもローズの方が力で上回っていた。また昨年の木村多香子とのタイトルマッチとは異ったフィニッシュを見せるなど技の部分でもローズの力量が確認できた試合であった。
○ワイルド・ローズ(18分47秒 エビ固め)伊藤裕美×
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